CONCEPT

あいち・ホンモノ・ものづくり

地元あいちの材でつくる。
近くの山で育った木を、近くの山から運んでくる。
地域の材を循環させて、地域の経済を活かす。
森が若返ると、川や海も生き返る。
都市に安らぎと健康を与えてくれる。
その土地の気候、風土に合った家づくり。
木は物語り、継承される木遣いの文化。

ホンモノの自然素材を活かす。
職人の知恵と技が叶える手づくりの家。
ふぞろいで、傷つきやすく、クセもある。
漆喰壁のひんやりとした湿り気。
杉の床のやわらかい感触、障子越しの淡い日差し。
肌ざわりやニオイや模様も実にさまざま。
昨日と今日とで、まったく違った表情を見せてくれる家。

ものづくりに正直に向き合う。
暮らしの変化を想像し、何度も熟考を重ねる。
暮らしの余白が心地よい、おおらかな家づくり。
まるで、はじめからそこにあったかのような、
「新しいのに懐かしい」家づくり。
治せるものは治して、無理に壊したりしない。
思い出という温もりを失わない、心地よい僅かな変化を。
身の丈に合った、いっしょに歳を重ねていける家。

遊眠堂のものづくり。
大地にぎゅっと根を張った大木のような。
不器用でも、少しばかり下手くそだっていい。
うまくいったり、いかなかったり。
発見、癒し、再生、自由。
精一杯働いて、精一杯遊んで、
いっぱい笑って、ぐっすり眠る。
たからもののような場所で。
たからもののような人生を。